第三百十四編 【不快な思い出】

「思い出してしまった」

今から20年程前のハナシです。

当時私はスズキアルト550ccに乗っていました。

そのクルマで或る日の夜 市内の某24時間スーパー駐車場から左折して道路に出る為に一旦停止し左右確認後クルマを発進させました。

すると“ガツン”との音と共にフロントガラス目前にオバハンの顔が。

所謂 人身事故です。

オバハンは無灯火自転車で右方より来ていたのでした。

其処までは普通の事故ですが 此処からが違います。

其のオバハンの家は事故現場から3km程離れて居るのにも係わらず・・何故か?其の場にオバハンの近所の者と名乗る人物が出てくるわ オバハンの子供達が出てくるわ ・・・・・かなりオカシイ(怪しい)・・・なんだかはじめから事故があることを想定して其の場所に其の人達が居たような印象。

其の事故から2~3日経って 其のオバハンの後見人と名乗る人物から家にTELがきました 聞けば某新聞販売店の社長さんだとか・・・『オバハンが怪我したので新聞を配れなくて困っている・・どーしてくれるんだ!・・・俺は知り合いにヤクザが居る』との脅迫電話です。

取りあえずオマワリさんに相談したのですが『実被害が無い限り警察は動けない』(脅迫未遂でも?)と追い返されました。
何時もの通り、オマワリさんは弱者の味方ではありません。

仕方ないので TEL録音用の機器を購入して其の後の脅迫TELを全てテープ録音しました。

そして最後の脅迫電話の夜 新聞販売店の社長さんに言いました。
『今までの脅迫電話の会話は全て録音しました 此れを証拠として然るべき対応をさせて頂きます』・・・途端にコロっと態度が変化! 『すまなかった 今までのことは水に流してくれ』・・・!!!・・・だったらはじめから言うなよ!

そしてオバハンのハナシ・・・・。

オバハンは『足が痛い』を繰り返し カスリ傷なのに2ヶ月も入院してました 病院側も流石にカスリ傷ではそれ以上入院させられないのでオバハンは退院させられました 諦めきれないオバハンは他の病院に転院しました・・のでナカナカ示談に応じてくれませんでした。

そんな或る日 私はクルマで市内を走行中に片側2車線の道(横断歩道では無い)を駆け足で横断する人を見ました・・・此れこそ「天の助け」なのだと思います・・・その駆け足の人は『足が痛い』オバハン其の人でした。

オバハンと私は目が合い 其の後スグに示談は成立しました。

この20年不快な電話は掛かってきませんし オバハンの一家も見かけません。

久しぶりに思い出しました 頭に血が上り手が震えました。

追伸
私が人間嫌いなのも頷けるハナシでしょ?